canvasリファレンス

このページはHTMLタグのcanvasで使用できるJavaScriptのメソッド/プロパティのリファレンスです。
Canvasは2Dと3Dを扱うことができます(2012年1月時点では3Dが利用できるブラウザは限定されます)。ここで取り扱っているのは2D、つまり平面描画のメソッドとプロパティです。2Dに関してはCanvas 2D ContextとしてW3Cの仕様が用意されています。詳細な仕様に関してはW3Cのページを参照してください。また、日本語であればHTML5.jpにあるCanvasのページを参照するとよいでしょう。

ミスや間違い、リンクエラーなどがありましたらopenspc@alpha.ocn.ne.jpまでお願いします。
なお、このcanvas部分のコードと解説に関しては一括でダウンロードできます。


■注意事項
 2012年1月現在、canvas機能を実装しているのはSafari (ver 2〜5.1)とFirefox (ver 1.5〜9.0)、Opera (ver 9〜12)、Internet Explorer (ver 9〜10) です。また、スマートフォンであるiPhone/iPad/iPod (iOS)およびAndroid (1.6〜4.0) でもcanvasを利用することができます。これ以外のブラウザ、バージョンではCanvas機能は動作しません。また、W3Cにある仕様が完全に実装されているわけではありません(caretBlinkRate()やdrawFocusRing()など)。
既知の不具合としてはAndroid 2.x/3.xではshadowOffsetYの描画方向が逆、Android 1.6〜4.0までarc()メソッドの最後のパラメータが無視される(時計回り/反時計回りを指定してドーナツ型が描けない)があります。他にもブラウザのバージョンによってdrawImage()メソッドが正しく動作しない(クリッピングされない)、drawImage()メソッドで画像を拡大表示した時の結果がブラウザごとに異なる、globalCompositeOperationプロパティで設定した描画モードがブラウザによって正しく反映されない(IE9は正しく反映される)といった不具合があります。また、古いブラウザではarcTo()メソッドの数値によっては描画がおかしくなる不具合もあります。

Last update : 2012/1/20 AM 0:31
2005-2012 Copyright 古籏一浩(KaZuhiro FuRuhata)