第3章 「スタイルシートクラスを交互に切り替える」

実際のページ制作ではスタイルシートのクラスの切り替えを行なう場合があります。これは、スクリプトで直接スタイルシートのプロパティと値を操作するよりも手軽で、スタイルシートファイルを修正することで表示されるスタイル形状を変更できるためです。
jQueryではtoggleClass()を使うことで任意のスタイルシートクラスを交互に追加/削除することができます。クラスの追加のため、既存のスタイルシートプロパティ全てに上書きされるわけではありません。
サンプル1ではボタンをクリックするとスタイルシートクラスが切り替わり表示が変化します。スタイルシートクラスで定義されているプロパティのみ切り替わるのが分かります。(サンプル1を実行する

【HTML】
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<html>
<head>
<meta http-equiv="content-type" content="text/html;charset=utf-8">
<title>jQuery Sample</title>
<link rel="stylesheet" href="css/main.css" type="text/css" media="all">
<script type="text/javascript" src="js/jquery.js"></script>
<script type="text/javascript" src="js/main.js"></script>
</head>
<body>
<h1>jQueryサンプル</h1>
<h2>jQueryとは?</h2>
<p class="normal">軽量/高速なライブラリです</p>
<form>
<input type="button" value="書き替え" onClick="changeCSS()">
</form>
</body>
</html>


【CSS】
h1 {
font-size:14pt;
border-bottom:1px dotted gray;
width:320px;
}
.normal {
color:black;
font-size:10pt;
font-weight:100;
background-color:#ddd;
}
.highlight {
color:red;
font-size:16pt;
font-weight:900;
}


【JavaScript】
function changeCSS(){
$("p").toggleClass("highlight");
}


[目次へ]