本番前(放送開始前)

本選に出る出場者は朝の7時45分までに集合しなければいけません。寝坊すると大ピンチです。そして、打ち合わせをして、リハーサルが行なわれます。音合わせなども行なわれるようです。
リハーサルはテレビで放映されない部分もやります。テレビでは12時15分になると鐘がならされ、出場者がステージの両側から出てきます。が、放送前には主催した放送局や市長などが挨拶し、その後に出場者が会場からステージに上がります。このステージに上がって、左右に分かれる部分も練習するわけです。
私は応援しに行っただけですが、応援する側も何度かリハーサルが行なわれます。つまり、出場者だけでなく応援側もリハーサルがあるのです。といっても別に朝の7時45分までに行かなければならない、といったものではありません。
応援側のリハーサルは横断幕や応援する人が、どこにいるかを確認するというものです。これは本番でカメラが、応援者をすぐに映せるようにしておくためです。また、うちわや紙の裏に変なことが書かれていないかどうかもチェックされます(会社の広告とか、放送禁止用語とかのチェック)。
そして、携帯電話の電源を落とすように言われます。なんか電波が入ってしまうとノイズが入ってしまって最初からやり直しになってしまうとのことです。もっとも、公開録画ならやり直しはできますが、生放送だとお手上げです。
また、拍手の練習も行なわれます。影の司会者が全て取り仕切ってやりますが、まあセリフは全国どこでも同じでしょう。あと、お決まりで鐘の数(合格かどうか)は誰が決めているのかを説明してくれます。
NHKのど自慢は本番よりも本番以外の方が楽しめるような感じがあります。