はじめに


 このテキストはAdobe AfterEffects CS4で動作するJavaScriptについて書かれています。AfterEffects 6.0からJavaScriptによるAfterEffectsの制御が可能になりました。そしてAfterEffects 6.5からは飛躍的に操作可能な部分が増えました。そして、その流れは現在のAfterEffects CS4でも引き継がれています。
 AfterEffects CS4で使用することができるJavaScriptは一般にWebブラウザ上で利用されているものとは異なっています。ECMA Scriptとして定義されている部分(Boolean, Math, String, Numberオブジェクト等)は共通ですが、その他の部分は全く異なっています。このため、AfterEffectsをJavaScriptで制御しようとすると、付属のDVD-ROM内の英文ドキュメントを参照することになります。このドキュメント(スクリプティングガイド.pdf)は、最初の部分は日本語に翻訳されていますが、肝心なリファレンス部分は英文になっています。これは次のバージョンになっても日本語に翻訳されることはないので、頑張ってリファレンスと格闘することになってしまいます。
 日本語の文献の少なさ、情報の少なさも手伝ってかJavaScriptによるAfterEffectsの制御は困難がともなうことが多くなるかもしれません。この情報の少なさは他のAdobeソフト(Photoshop, Illustrator, InDesign, Acrobat)の比ではありません。
 しかし、ある程度自動化できれば作業が楽になることも確かです。特にAfterEffectsが実装しているJavaScriptはAdobeのソフトの中では最も高機能なものです。高機能でありながら使われていないというもったいない状況になっています。

 長々と前書きを書いてしまいましたが、このサイトがAfterEffects CS4での自動化の手助けになれば幸いです。


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