ドキュメントをJPEG形式で保存する

■プログラム説明(ソースコード説明)
 JPEGオプションを指定するためのExportOptionsJPEGオブジェクトを作成します。画質をqualitySettingに0〜100の範囲で指定します。次にFile()のパラメータにai_imageフォルダのjpeg80.jpgをパスとして指定します。これでファイルオブジェクトが作成されます。保存するアクティブ(最前面の)ドキュメントのexportFile()メソッドにファイルオブジェクトと出力形式であるExportType.JPEG、そしてJPEG保存オプションを指定すると保存処理が行われます。

■ソースコード
jpegOpt = new ExportOptionsJPEG();
jpegOpt.qualitySetting = 80;
saveFile = new File("/ai_image/jpeg80.jpg");
activeDocument.exportFile(saveFile, ExportType.JPEG, jpegOpt);


■使い方
1:JPEG形式で保存するドキュメントを用意します。
2:ファイルメニューからスクリプトを実行します。
3:ファイルが指定フォルダ内に指定ファイル名で保存されます。


■ポイント
 ExportOptionsJPEGオブジェクトのプロパティには以下のものがあります。

antiAliasing アンチエイリアスあり/なし(true、false)
optimization 最適化(true、false)
qualitySetting 画質(0〜100)

 画質を変えて保存する場合は以下のようになります。

jpegOpt = new ExportOptionsJPEG();
qualityValue = [0,10,20,30,40,50,60,70,80];
for (i=0; i<qualityValue.length; i++)
{
filename = "/ai_result/sample_"+qualityValue[i]+".jpg";
fileRef = new File(filename);
jpegOpt.qualitySetting = qualityValue[i];
activeDocument.exportFile(fileRef, ExportType.JPEG, jpegOpt);
}

■実際のスクリプトをダウンロード(sample.js.zip)