InDesign CS6自動化作戦 (InDesign CS6 Automation Operation)

■ExtendScript Toolkit CS5について


 CS6ではJavaScriptプログラムを制作、実行、デバッグできるExtendScript Toolkit CS6が付属しています。InDesign CS2以降ではスクリプトを実行するだけでなく、ExtendScript Toolkitからも実行することができます。この場合、実行するアプリケーション名InDesign CS6を選択してから再生ボタンを押します。
 ExtendScript Toolkit CS6でスクリプトを作成した場合、文字コードは自動的にUTF-8 (BOM:Byte Order Mark) になります。

 スクリプト制作で不具合が発生した場合、ExtendScript Toolkit CS6を使ってデバッグすると解決が早いでしょう。ただし、プログラムの間違いでInDesignがハングアップ(何も反応しない状態)になってしまったら、ESTK、InDesignとも終了させてから、再度スクリプトを実行するようにしてください。中断した状態で実行するとグローバル変数や関数などのゴミが残っていて、期待通り動作しないことがあります。それでも駄目な場合はAdobe関連のソフトを全て終了させてからの方がよいでしょう。これは、Adobe間でのアプリケーションでやりとりされる情報があるためです。


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