JPEG形式で保存する

■プログラム説明(ソースコード説明)
 JPEG形式で保存するにはJPEG保存オプションオブジェクトを作成し各プロパティに値を指定します。保存するファイル名(ファイルパス)はnew File()を使ってファイルオブジェクトを作成する際に指定します。保存する際の画像の品質は0〜12まで指定することができ0が低品質・高圧縮率、12が高品質・低圧縮率になっています。指定しない場合には3になります。プログレッシブ形式で保存する場合にはスキャンの数も指定します。スキャンの数は3〜5が指定できます。

■ソースコード
fileObj = new File("~/test.jpg");
jpegOpt = new JPEGSaveOptions();
jpegOpt.embedColorProfile = true;
jpegOpt.quality = 2;
jpegOpt.formatOptions = FormatOptions.PROGRESSIVE;
jpegOpt.scans = 3;
jpegOpt.matte = MatteType.NONE;
activeDocument.saveAs(fileObj, jpegOpt, true, Extension.LOWERCASE);

■ポイント
 JPEG形式保存オプションには以下のプロパティがあります。

embedColorProfile カラープロファイルを埋め込むかどうか(true:埋め込む、false:埋め込まない)
formatOptions 形式
FormatOptions.OPTIMIZEDBASELINE ベースライン(最適化)
FormatOptions.PROGRESSIVE プログレッシブ
FormatOptions.STANDARDBASELINE(標準)
matte マット
MatteType.BACKGROUND 背景色
MatteType.BLACK 黒
MatteType.FOREGROUND 描画色(前景色)
MatteType.NETSCAPENONE Netscapeグレー
MatteType.SEMIGRAY 50%グレー
MatteType.WHITE 白
quality 画質(0〜12)
scans プログレッシブ時のスキャン数(3〜5)

■注意
 このJPEG形式保存処理はファイルメニューの別名で保存(または保存)を選択しJPEG形式を指定した場合のものになります。ファイルメニューのWeb 用に保存とは異なります。

■実際のスクリプトをダウンロード(sample.js.zip)