ファイル選択ダイアログを表示する（特定の種類のファイルだけ選択可）
説明
ファイル選択ダイアログで特定の種類（テキストや画像など）だけを指定するにはair.FileFilter()を使います。最初のパラメータにはダイアログに表示する文字を指定します。2番目のパラメータに選択可能にしたいファイルの種類（ワイルドカード）を指定します。例えばテキストファイルであれば*.txtを指定します。複数の種類のファイルを選択させたい場合には"*.txt;*.html;*.pdf"のように;（セミコロン）で区切って列記します。
new air.FileFilter()により作成したフィルタオブジェクトをbrowseForOpen()の2番目のパラメータとして指定します。ただし、配列形式で指定する点には注意してください。これは、複数のフィルタオブジェクトを指定することができるようになっているためです。
サンプルプログラム
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<html lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="content-type" content="text/html;charset=utf-8">
<title>Adobe AIR Sample</title>
<link rel="stylesheet" href="css/main.css" type="text/css" media="all">
<script type="text/javascript" src="js/AIRAliases.js"></script>
<script type="text/javascript"><!--
function displayDlg(){
var fileObj = new air.File();
var fltr = new air.FileFilter("Text", "*.txt;*.html")
fileObj.browseForOpen("開くファイルを選択してください", [fltr]);
fileObj.addEventListener(air.Event.SELECT, selFile);
}
function selFile(event){
alert(event.target.nativePath);
}
// --></script>
</head>
<body>
<h1>ファイル選択ダイアログを表示</h1>
<form>
<input type="button" value="ダイアログを表示" onClick="displayDlg()">
</form>
</body>
</html>