■文字列を数値に変換したい

■書式

parseInt(★)
parseFloat(★)
Number(★)

★・・・文字列または数値

■説明

parseInt()は文字列または数値を整数値に変換します。parseFloat()は文字列または数値を小数値に変換します。Number()も数値に変換しますが、parseInt()、parseFloat()の場合、数値として認識できる部分までを数値として変換するのに対し、Number()は数値以外の文字などが含まれる場合NaNを返します。例えば文字列12.3x45をそれぞれ変換するとparseInt()は12、parseFloat()は12.3、Number()はNaNとなります。

■文例

n = parseInt(12.34)
数値12.34を整数値にして変数nに入れる(結果は12)

n = parseFloat("123x4y5z6")
文字列123x4y5z6を数値として変数nに入れる(結果は123)

n = parseFloat(12.34)
数値12.34を小数値にして変数nに入れる(結果は12.34)

n = parseFloat("12.34x56")
文字列12.34x56を数値として変数nに入れる(結果は12.34)

n = Number("12.34")
文字列12.34を数値として変数nに入れる(結果は12.34)

n = Number("12.34x56")
文字列12.34x56を数値として変数nに入れる(結果はNaN)

■サンプル [Download]

onClipEvent (mouseDown) {
str = _root.moto.text;
_root.result1.text = parseInt(str);
_root.result2.text = parseFloat(str);
_root.result3.text = Number(str);
}

■書籍のご案内

アマゾンの予約ページ。FLASH ActionScript辞典の注文ページへ このサイトに掲載されているActionScriptと、Flash MX2004で追加されたオブジェクトなどの書式、用例がFlash ActionScript辞典 改訂第2版に掲載されています。

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