ディレクトリ内にあるファイルのモードを表示する

説明

ディレクトリ内にあるファイルのモードを表示するにはosパッケージとioutilパッケージを利用します。パッケージを読み込んだらioutil.ReadDir()メソッドのパラメーターに読み込みたいファイルが入っているディレクトリを指定します。ioutil.ReadDir()の戻り値は多値になっていて最初がファイル一覧の情報が入った配列(FileInfoインターフェース)、2番目がエラー情報となっています。ファイル一覧の情報は配列になっているので配列の数だけ繰り返します。これはfor命令とlen()を使うことで取得したファイル/ディレクトリの総数だけ処理することができます。ファイルモードを表示するにはMode()メソッドを呼び出しPrintf()メソッドを使って出力します。ファイルモード「 -rw-r--r--」といったUnixベースのものになります。(FileModeタイプ)

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package main
import (
"fmt"
"os"
"io/ioutil"
)
func main() {
// 読み込むディレクトリ名
fileList, err := ioutil.ReadDir("/data")
if err != nil {
fmt.Println("ディレクトリ情報が読み込めませんでした。")
os.Exit(1)
}
for i := 0; i<len(fileList); i++ {
fmt.Printf("%s : %v\n", fileList[i].Name(), fileList[i].Mode())
}
}

実行結果

Go言語を使ったプログラムの実行結果