変数を定義する

説明

IchigoLatteで変数を定義するにはvarを使います。通常のJavaScriptではvarがないとグローバル変数になりますが、IchigoLatteでは必ずvarを使って宣言する必要があります。また、IchigoLatteでのvarはJavaScript (ECMA Script 5th)でのletと同じ動作になります。
IchigoLatteで変数を使う場合、必ずvarで宣言する必要があります。宣言しないで使おうとした場合はエラーで停止します。
変数の定義方法はvarの後に変数名を書きます。この時、var a,b,c,d,e;のように,で区切ってまとめて宣言することができます。また、宣言と同時に値を入れることもできます。var a=9,b=4,c=-99;とすると変数aには9、変数bには4、変数cには-99が入ります。
var a;のように変数宣言だけした場合、変数の値は不定となりますが、通常のJavaScriptのようにundefinedとはなりません。nullにもなりません。log()メソッドで表示すると[VT: 0]と表示されます。(ver 1.0.0b4ではvar a;として、その後演算を行った場合、エラーにならず計算が行われます。プログラムを終了しても計算結果は残ったままになります。)
IchigoJam BASICでは変数宣言せずともAからZまでの変数を使うことができました。IchigoLatteでは変数名は1〜7文字であれば自由に命名することができます。その際、IchigoJam BASICとは異なり英大文字と小文字は区別されるので注意してください。つまり、var aとvar Aは別々の変数として扱われます。
var a;
var box=12;
var text="Latte!";
log(a,"\n");
log(box,"\n");
log(text,"\n");

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