バージョン1.5での変更点

説  明
バージョン1.5での変更点(とりあえず版^^)

 改良された点は結構ありますが、一番便利になったのはHTMLタグのコメントでスクリプトをはさむことができるようになった点です。今まではif命令などの条件式に<や>は&lt;&gtのように書かなければいけなかったものが、そのまま<>として記述できるようになりました。比較してみると以下のようになります。

●1.0
<onKeydown>
if (a &lt; 0) b = -1;
</onKeydown>

●1.5
<onKeydown>
<!--
if (a < 0) b = -1;
// -->
</onKeydown>

 これにより可読性が上がり、プログラムも作りやすくなりました。

 大きな改良点としては日本語ローカライズされた点です。MacOS Xでは簡単に各言語用にローカライズする事ができます。あるフォルダ/ファイル内容を書き換えるだけで誰でもできます。

 以前は1行のテキストフィールドしか扱えませんでしたが、複数行のテキストフィールドを利用することができるようになりました。これによりUNIXコマンド実行後の結果などを複数行に渡って表示させることなど、応用範囲が広がりました。

 UNIXコマンドを呼び出す場合に以前は常にフォアグランドで処理されていましたが、バックグランドで処理させることが可能になりました。処理に時間がかかるものに関してはバックグランドで行い、その間文字を表示させるといった事ができます。処理が終わった場合にはイベントが発生するので、そこで終了後の処理を行います。

 あとフォルダ/ディレクトリ階層指定はUNIXと同じ/ですが、HFS形式(:で区切られたもの)に変換することもできるようになりました。

 他にも回転表示させた場合のバグやスライドショーの表示速度アップなど、多くの改良が施されています。

 正規表現は残念ながら使えないままのようです。