Windows PowerShell例文辞典

このページはマイクロソフト社のPowerShell(Windows 10、2016年8月2日のアニバーサリーアップデート適用済み)に関するページです。PowerShellはWindows 7以降に標準搭載されたシェルですが、このページではWindows 10上の PowerShell (ver 5.1)を基準にしています。このため、他の環境では見た目や実行結果が異なる可能性があります。
Mac版のPowerShellもありGitHubからダウンロードすることができます。
なお、コマンドは大文字でも小文字でも動作します。write-outputでもWrite-Outputでも同様に処理されます。また、サンプル／スクリプトはUNIX bash寄りにしつつあります。

＊間違いや、動作しない、または不適当なサンプルがありましたらopenspc@alpha.ocn.ne.jpまでメールをください。


Last update:2016/9/13 PM 6:57

PowerShellの起動と基本操作

  1. PowerShellを起動する
  2. PowerShellのバージョンを調べる ($PSVersionTable)
  3. PowerShellスクリプトの作成と実行

表示

  1. 文字を画面に表示する (Write-Output 文字列／Write-Host 文字列／write 文字列／echo 文字列)
  2. 表示内容を消去する (clear／cls／Clear-Host)

ディレクトリ／フォルダー

  1. 現在のディレクトリのパス（場所）を表示する (pwd／Get-Location)
  2. 現在のディレクトリ一覧を表示する (dir／ls／gci／Get-ChildItem)
  3. サブディレクトリの一覧も表示する (ls -Recurse)
  4. 特定の拡張子を持つファイルの一覧を表示する (ls *.拡張子)

ファイル

  1. ファイル内容を表示する (cat ファイルパス)
  2. 現在のディレクトリ内でサイズが0バイトのファイルだけを表示する
    (ls | Where-Object { $_.Length -eq 0 })
  3. 現在のディレクトリ内で指定サイズ以上のファイルだけを表示する
    (ls | Where-Object { $_.Length -ge サイズ })
  4. 現在のディレクトリ内で指定サイズ以下のファイルだけを表示する
    (ls | Where-Object { $_.Length -le サイズ })

エイリアス

  1. エイリアスを確認する (alias／Get-Alias)

プロセス・タスク・スレッド

  1. プロセスを表示する (ps)
  2. 特定の名前を含むプロセスを表示する (ps 名前)

通信・ネットワーク

  1. IPアドレスを調べる (ipconfig)

日付・時刻／時間

  1. 現在の日付と時間を表示する (Get-Date)
  2. 現在の日付を表示する (Get-Date -displayhint date)
  3. 現在の時間を表示する (Get-Date -displayhint time)
  4. 現在の西暦年を表示する ((Get-Date).Year)
  5. 現在の月を表示する ((Get-Date).Month)
  6. 現在の日にちを表示する ((Get-Date).Day)
  7. 現在の曜日を表示する ((Get-Date).DayOfWeek)
  8. 現在のtickタイムを表示する ((Get-Date).Ticks)
  9. 現在の時間を表示する ((Get-Date).Hour)
  10. 現在の分を表示する ((Get-Date).Minute)
  11. 現在の秒数を表示する ((Get-Date).Second)
  12. n年後の日付を求める ((Get-Date).AddYears(年))
  13. nヶ月後の日付を求める ((Get-Date).AddMonths(月))
  14. n日後の日付を求める ((Get-Date).AddDays(日))
  15. n時間後の日付・時間を求める ((Get-Date).AddHours(時))
  16. n分後の日付・時間を求める ((Get-Date).AddMinutes(分))
  17. n秒後の日付・時間を求める ((Get-Date).AddSeconds(秒))
  18. 日付形式を指定して表示する ((Get-Date).ToString(形式))
  19. 時間形式を指定して表示する ((Get-Date).ToString(形式))

変数

  1. 変数に値／データを入れる ($変数名=値やデータ)
  2. 型を指定して変数に値／データを入れる ([型の名前]$変数名=値やデータ)
  3. 変数の型を調べる ($変数名.GetType())
  4. 文字列を連結する (+)
  5. 同じ文字列を繰り返して代入する (*)
  6. 変数内容が値より大きいかどうか調べる ($変数名 -gt 値)
  7. 変数内容が値より等しいか大きいかどうか調べる ($変数名 -ge 値)
  8. 変数内容が値より小さいかどうか調べる ($変数名 -lt 値)
  9. 変数内容が値より等しいか小さいかどうか調べる ($変数名 -le 値)
  10. 変数に現在の日付を入れる ($変数名=Get-Date)
  11. 変数に任意の日付を設定する ($変数名=Get-Date 日付文字列)
  12. 変数に任意の時間を設定する ($変数名=Get-Date 時間文字列)

計算・演算

  1. 基本的な演算を行う (+-*/%)
  2. 計算結果を変数に入れる ($変数名=式)
  3. 変数内容が値と等しいかどうか調べる ($変数名 -eq 値)
  4. 変数内容が値と等しくないかどうか調べる ($変数名 -ne 値)

配列

  1. 空の配列を作成する ($変数名=@())
  2. 配列に1つだけデータを入れる ($変数名=@(データ)、 $変数名=,データ)
  3. 配列に複数のデータを入れる ($変数名=@(データ1,..,データN)、 $変数名=データ1,...,データN)
  4. 配列に指定した範囲の数値（列挙）を入れる ($変数名=@(開始値..終了値)、 $変数名=開始値..終了値)
  5. n番目の配列要素にデータを入れる ($変数名[参照番号 ]=データ)
  6. 配列の最後にデータを追加する ($変数名+=データ)
  7. n番目の配列要素を読み出す ($変数名[参照番号])
  8. 配列を削除する ($変数名=$null)

ユーザーからの入力

  1. ユーザーからの入力を変数に入れる ($変数名=Read-Host)
  2. メッセージを表示してユーザーからの入力を変数に入れる ($変数名=Read-Host メッセージ)
  3. ユーザーからの入力を見えないようにして変数に入れる ($変数名=Read-Host -AsSecureString)

引数／パラメーター

  1. 渡されたすべての引数を表示する (echo $args)
  2. 渡された引数の個数を表示する (echo $args.Length)
  3. 渡された最初の引数の内容を表示する (echo $args[0])
  4. 渡された最後の引数の内容を表示する (echo $args[-1])
  5. 渡された最初の引数の種類を表示する (echo $args[0].GetType())

ヒアドキュメント

  1. ヒアドキュメントを使う（@"〜"@、@'〜'@）
  2. ヒアドキュメントで変数展開をして表示する（@"〜"@）
  3. ヒアドキュメントで変数展開せずに表示する（@'〜`@）

関数

  1. 関数（引数なし、戻り値なし）を定義する（function 関数名{ 定義内容 }）
  2. 関数（引数あり、戻り値なし）を定義する（function 関数名(引数,...){ 定義内容 }）
  3. 関数（引数あり、戻り値あり）を定義する（function 関数名(引数,...){ return }）
  4. 引数に型を指定する（function 関数名([型]引数,...）
  5. 引数にデフォルト値（初期値）を指定する（function 関数名(引数=初期値,...）

サンプルスクリプト（シェルスクリプト／ライブラリ）

  1. ホームフォルダにあるファイル／フォルダの名前を表示する

PowerShell関連リンク

  1. PowerShell (公式)
  2. Windows PowerShell 入門 (公式)
  3. Macはもう不要!? - "UNIX使い"狙い撃ちの「Windows Subsystem for Linux」を検証する（前編）
  4. Macはもう不要!? - "UNIX使い"狙い撃ちの「Windows Subsystem for Linux」を検証する（後編）
  5. PowerShell 使い方メモ
  6. 便利ポイント：Windowsの操作ならほぼ何でも自動化できる
  7. PowerShell コンソール内で curl や wget が実行できないとお嘆きのあなたへ

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