RAM Disk(ラムディスク)を作成する

ターミナルを起動します。

fstabファイルを編集します。「sudo vi /etc/fstab」と入力しリターンキーを押します。ここではviエディタを指定しています。が、vimでもnanoでも好きなものを利用してください。
fstabの内容が表示されます。このファイルの最後にRAMディスクの記述を追加します。

「tmpfs /home/pi/data tmpfs defaults 0 0」と入力しリターンキーを押します。
最初のパラメーターのtmpfsはRAMディスクを示します。2番目のパラメーターはマウントポイントです。あらかじめ、マウントポイントのディレクトリ(フォルダ)は用意または作成しておく必要があります。3番目のパラメーターはファイルシステムの種類です。ここではRAMディスクなのでtmpfsを指定します。
4番目のパラメーターはマウント時のデフォルトパラメーターです。RAMディスクのサイズを指定する場合はsize=8mのようにサイズを指定します。つまりdefaults,size=8mのように指定します。
5番目のパラメーターはダンプするかどうかでダンプ不要なので0を指定します。6番目のパラメーターは起動時にfsck(ファイルチェック)を行うかどうかの指定です。RAMディスクは再起動すると消えてしまうので、0を指定します。0はチェックをしないという意味になります。
設定が終わったら保存してエディタを終了します。

再起動します。もし、再起動せずに即時反映させたい場合は「sudo mount -a」と入力しリターンキーを押します。

dfと入力します。指定したRAMディスクが割り当てられているのを確認します。表示されない場合は、再度fstabの設定を確認してみてください。


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