タブレットで描けない

絵を描く時に重要なのは道具です。2次元美少女CGとかは、多くの人がペンタブレット(以後タブレットと略)を使って描いているみたいなので、まずタブレットを買ってみました。15年くらい前(1998年あたりだったかな)のことです。定評のあるワコムのタブレットの小さなヤツを買いました。

「このタブレットがあれば可愛い女の子が描けるに違いない!」

という事で接続して、早速Photoshopで描いてみることに。

「・・・描けない」

購入したタブレットが小さいヤツだったので、ペンの動きがなかなか微妙な状態でした。上手な人なら小さなタブレットでも描けるのでしょうけど、全くタブレットを使った事がない人にとっては、全く扱えず。つまり、小さなタブレットの購入は失敗だったということです。MdNなどで、たまに紹介されているデザイナーさんとかのタブレットを見ると、皆さん大きいではないですか。
ということで、今度はかなり大きいタブレットを購入しました。

「これで装備はバッチリだ!」

という事で再度Photoshopで描いてみると・・・やはり駄目。道具がよくても使う人がへぼいと、へぼいものしかできないことが判明。しかし、ペンとタブレットの相性がよくないのかもしれない。
そして、数年後より高性能なタブレットが登場。ということで、2012年頃に再度タブレットを購入しました。中くらいのサイズのタブレットです。早速Photoshopで挑戦。

「う〜ん、ほとんど全てがおかしい・・・」

やはり、基礎的な部分というか、元々絵が描けない人がタブレットを買ったから、可愛い女の子の絵が描けるわけじゃない、というのを実感したというところです。15年かかって結局タブレットは自分には向いていない・・・ということにして、タブレットで描くのはあきらめました。