A4用紙500枚描けば上手になる

なんか都市伝説みたいな感じもしますが、おおよそ500枚描けば上達するというページがあります。

【絵の勉強】上達目指して500枚描くスレ

見ると300枚くらいで上手になっている模様。他にもPixivで1024枚目とか番号つけている人もいて、見てみると800枚目を超えるとかなり安定した絵になる感じです。さらに、他のも見てみると全く上達しない人もいました。ただ、この練習方法は多くの人では有効なようです。

しかし、私もトータルでは軽く500枚は超えているはず・・・なんだけど劇的に上手になったということもなく、なんかしょぼいままです。多分、この500枚描くというのは、枚数だけでなく何をどのように何回描けばよいのか、という部分が書かれていないので単純にたくさん描いただけでは駄目なのではないかと思います。悪く言えば全然ロジカルな練習方法じゃないという。
枚数だけ書いているなら漫画家の福本伸行 氏とか(福本伸行の初期作品の絵があまりにもひどい…!)、三田紀房 氏とかも相当枚数を描いているはずなので、ものすごく上達しているはず。いろいろなコマ、アングルとか書いているし・・・。
【絵の勉強】上達目指して500枚描くスレは、どう見ても若い人達が描いているので、中年・老年よりも上達が早いのではないかという気もします。歳を取るとまとまった時間が取れないため、学習したことが消えてしまいます。どのくらい忘れるか、というのは忘却曲線で表されます。忘れる前に、どんどん描けば良いわけですから、集中して時間が取れた方が学習効率はあがります。赤信号の時に車の中でメモ帳に少し描いて、また次の赤信号の時に描く、みたいな感じでは、なかなか上達しそうにありません。3日も練習しなければ元の木阿弥で練習したことが、ほぼ消え去ってしまいます。
ただ、赤信号で描くという事をやっている時に気づいたことがあります。赤信号ではプログラムは組めないのに、イラストは部分、部分で描いてくことができるのです。イラストは少し描いては、また次に描くということができます。しかし、プログラムは何度か挑戦しましたが、そういうことはできませんでした。中にはできる人がいるのかもしれませんが、私は駄目でした。同様に技術書の文章も赤信号で書いていく、ということもできませんでした。論理的思考を要求するプログラムと、そうではないイラストでは使っている脳の部分が違うのでしょうけど、なかなか面白い発見でした。