模写と逆さ模写

「絵が上手くなりたかったら模写ですよ、模写」というページが結構あるので、最初模写していました
ところが模写しても全然駄目でした。全く上手くならない。その後、模写をやめて適当に描いたりした数ヶ月後、模写したところ、描き方の発見があったりと効果がありました。そうなると模写は効果があったのか、なかったのか。
Googleで検索すると模写しても上手くならない、という質問も載っていました。(「模写だけで本当にうまくなるのですか?」)
私も今度こそ可愛い女の子を描こうと思い、最初の頃に模写したのですが効果が出なかった、というのは模写しても、模写している部分が何なのか(何の意味があるのか、どうしてそうなっているのか)が分からなかったからかなあと。プログラムでたとえると、初心者が他人のプログラムを、そのまま入力しても意味不明で、まあ動くけどプログラムと、命令の意味を理解していないというのと似ているかもしれません。
この場合、ある程度プログラムの命令を把握し、どのように動作するか、組み合わせて目的の動作をさせるにはどうしたらよいかが分かってから、他人のプログラムを読む(模写)方が効果的です。つまり、模写というのはイラストを描くレベルが一定段階になっていないと全く効果のない方法ではないかと思います。
ちなみに、探したら意味なく模写しただけのがありました。都合により首から下だけですが。



同様に単なる模写ではなく逆さ模写というのもあります。逆さに模写すると、どうなの?というとこれはバランスが矯正されます。ちなみに、A4用紙に描いた後に、紙を裏返してトレースするような感じで同じキャラを反対向きに描くとバランスが矯正されます。逆さ模写でもよいかと思いますが、自分で描いたキャラを左右反転させて裏返して練習する方が効果的かなという感じがします。やってみると、私の場合は結構効果がありました。でも、まあ、アンバランスなのは完全には直りませんが。