配列内の要素を全てチェックする (every)

説明

配列内の要素を全てチェックするにはevery()を使います。最初のパラメータに要素を調べる際に呼び出すためのコールバック関数、2番目には最初のパラメータで呼び出すコールバック関数内でthisとして指定するオブジェクトを指定します。最初のパラメータで呼び出すコールバック関数には3つのパラメータが渡されます。最初のパラメータには要素内容、2番目のパラメータには渡された要素の参照番号(インデックス)、3番目のパラメータには配列全体(オブジェクト)が渡されます。コールバック関数内で処理した結果がevery()の戻り値になります。ただし、一度でもfalseを返すと、そこでevery()メソッドの処理は終了しfalseを返します。trueを返すのは全ての要素がコールバック関数での処理条件を満たした場合のみになります。また、空の配列に対してはtrueを返します。IE6, IE7では動作しません。

サンプルプログラム

var ary1 = [10,-2, 0,7,8,12];
var flag1 = ary1.every(valueCheck);
document.write("ary1 : "+flag1+"<br>");
var ary2 = [10, 32, 0,7,8,12];
var flag2 = ary2.every(valueCheck);
document.write("ary2 : "+flag2+"<br>");
// check function
function valueCheck(ele, index, array){
if (ele < 0) {
return false;
}else{
return true;
}
}
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