音楽を再生する

説明

HTML 5で音楽を再生するにはaudioタグを使います。ブラウザによって再生可能なフォーマットが異なるためaudioタグ内にsourceタグを記述し、再生したい音楽のURLを記述します。sourceタグは複数記述することができ、ブラウザが再生可能なフォーマットの音楽が見つかるまでsourceタグを走査します。HTML 5に未対応なブラウザ (IE等) に対してはvideoタグ内の末尾に未対応時のメッセージなどを用意しておきます (bgsoundタグを使う方法もありますしFlashで再生させる方法などもあります)。音楽は標準状態では自動再生が行われないためcontrols属性を指定しコントローラーを表示するようにしておきます(コントローラーの形状はブラウザによって異なります)。このコントローラーの表示幅はCSSのwidthで調整することができます。ただし、100pxなど幅を狭くすると再生バーがおかしな位置に表示されたり再生/停止ボタンがクリックできなくなるブラウザがあります。また、Chrome 5(Mac)では再生時に不具合があり、直前に再生されていた音がまじって再生されることがあります。

サンプルプログラム

【HTML】
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>Sample</title>
<link rel="stylesheet" href="css/main.css" type="text/css" media="all">
</head>
<body>
<h1>サウンドを再生する</h1>
<div id="contents">
<audio controls autoplay style="width:400px;">
<source src="music/hydrancer.ogg">
<source src="music/hydrancer.mp4">
<source src="music/hydrancer.mp3">
<p>audioタグに対応したブラウザでお聴き下さい</p>
</audio>
</div>
</body>
</html>
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