変数を宣言する

説明

変数を宣言するにはvarを使います。JavaScriptの場合、特にvarを付けなくてもいきなり変数に値や文字列などを指定し使用することができます。ただし、関数内でvar宣言をした場合には動作が異なり関数内でのみ有効なローカル変数として扱われます。関数内でvar宣言せずに使用した場合にはローカル変数ではなくグローバル変数として扱われます。ブラウザ上で動くJavaScriptの場合、グローバル変数はwindowオブジェクトのプロパティとして割り当てられます。ブラウザではなくPhotoshopやInDesignなどで動作するJavaScriptの場合はappオブジェクトなどには割り当てられません。
varは「var 変数名」として変数名だけを宣言しておくこともでき、「var a,b,c」のようにカンマで区切って複数の変数をまとめて宣言することもできます。その際に「var a =0, b, c = 90, d,e」のように初期値を代入しておくこともできます。また、「var a = b = c = 9, d,e」のように同じ値を複数の変数にまとめて入れることもできます。

サンプルプログラム

a = 12;
var b = 34;
var c = 99;
document.write("a= "+a+"<br>");
document.write("b= "+b+"<br>");
document.write("c = "+c+"<br>");
(function(){
b = 56;
var c = 78;
document.write("a = "+a+" (func)<br>");
document.write("b = "+b+" (func)<br>");
document.write("c = "+c+" (func)<br>");
})();
document.write("a= "+a+"<br>");
document.write("b= "+b+"<br>");
document.write("c = "+c+"<br>");
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